手足口病

|2015年7月26日

《手足口病とは?》

名前の通り、手のひらや足の裏、口の中などに水疱が出来るウイルス性の病気です。毎年小さい子供を中心に夏に流行のピークを迎え、現在神戸市でも流行の警報レベルを超えています。

熱が出ることもありますが、子供の場合高熱になるケースはあまり多くありません。まれに、感染後1か月以内に爪が剥がれることがあり、びっくりすることもあります。重い合併症として髄膜炎や脳炎が起こることもごく稀にありますが、今年流行っているウイルスはその心配は少ないようです。

《治療法は?》

治療に有効な薬はありません。痛みや熱がある場合は、それを抑える対症療法を行います。

かゆみがある時は体を温めないようにする、口の中が痛い時には酸味や刺激の強いものや固い飲食物は避けるなど、生活の中でも対処が必要です。

口の痛みがひどいと、水分を摂るのも辛くなることもありますが、水分補給は少しずつでもこまめに行い、脱水を起こさないよう気を付けましょう。

《どうやって感染するの?》

・飛沫感染(空気中のウイルスが口から入って感染)

・接触感染(感染源と接触して感染)

・糞口感染(便として排泄されたウイルスが口に入って感染)

予防のためには、手洗い、うがいはもちろん、タオルの共有も避けて下さい。

《大人はかからないの?》

感染者の90%が5歳以下の子供ですが、大人がかかることもあります。

そして、大人が感染した場合、高熱が出たり、かゆみや痛みがひどくなるなど、子供と比べて重症化する傾向にあります。

大人の感染は、感染している子供のおむつ交換後、手指の洗浄が不十分なまま食品を扱ってしまうことによる、糞口感染が主な原因と言われています。おむつ交換後は必ず手を徹底的に洗って下さい。